Welcome to the Monkey House: Stories
- Random House Publishing Group (1998年9月8日発売)
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感想 : 1件
アメリカ最大の風刺作家(satirist)と言われるカート・ヴォネガットの短編集で、デビュー作である1950年のReport on the Barnhouse Effectをはじめ26の短編が収録されている。
と言っても、全然この作家のことも知らなかったが、マイケル・サンデルの『これからの正義"話をしよう』を読んでて、Harrison Bergeronの話が出てきて、面白そうだったから原書を読んでみようと思って読んだ。面白かったのは、やっぱりHarrison BergeronとかタイトルにもなっているWelcome to the Monkey House、Unready to WearはSFで、おれ好みの設定で面白かった。読みやすかったのはLong Walk to Foreverで、仮定法の教材に使えるんじゃないかとか思った。他にAll the King's Horsesはスリリングだし、D.P.はいじらしい子どもがかわいいと思ったりして、楽しめた。でも英語はそんなに易しくなく、結構集中して読んでなくて、出だしでつまずいてしまったものもあった。日本語訳も購入したので、それも後で読んでみようと思う。(15/03)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年3月7日
- 読了日 : 2015年3月7日
- 本棚登録日 : 2015年3月7日
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