母親が家にいて家族を守っていることが家族は気が付かないけれど、それを失ってみていかに母親が家族の生活に安心と安定を与えているかを感じた。靖子が思い切って家族から離れて働き始めたことで、それぞれが問題にぶつかり、それと向き合い自分で考えて解決方法を見つけていった。波風が立つことで一つずつ大人の階段を上って行けたのだと思う。家族というコミュニティを保ちながらそれぞれの納得いく人生を探していくことの素晴らしさを感じた。
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- 感想投稿日 : 2014年10月20日
- 本棚登録日 : 2014年10月20日
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