源氏物語を原文で読み終えた酒井氏は、紫式部という女性に興味を持った。受け身であることが女性に求められた時代に彼女が源氏物語を書いた理由を鬱屈した己の欲望を発散させるため、と定義して読み解く。
氏の軽めのエッセイを読み慣れた身にはかなりしっかりと読み応えを感じる作品だった。氏はどちらかと言えば清少納言タイプだと思うけれど…
読書状況:読み終わった
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イタい。
- 感想投稿日 : 2015年2月9日
- 読了日 : 2015年2月9日
- 本棚登録日 : 2014年12月16日
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