本著は、同著者が執筆した『理科系の作文技術』の姉妹篇という位置づけになっている。『理科系』は理科系の学生や社会人に向けた言語技術(作文技術)の解説書で、『レポート』は文科系のそれである。
『レポート』は『理科系』からの引用が多数見受けられる。扱っているコンテンツはほとんど同じと言っていい。両書の目次を見比べると、「事実と意見」や「パラグラフ」など、同じような項目が並んでいるのが分かる。
ただし、『理科系』の最終章「学会講演の要領」などは本著に登場しない。文科系の学生や社会人にとって不要なものを省き、『理科系』を再編したもの、というのが本著に対する印象である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
書籍:学問
- 感想投稿日 : 2017年3月18日
- 読了日 : 2017年3月18日
- 本棚登録日 : 2017年2月27日
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