おじいさんのハーモニカ

  • あすなろ書房 (1995年7月10日発売)
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感想 : 6

おじいさんの田舎で過ごすひと夏。忘れがたい夏。次の年もそうなると思っていた。でもおじいさんは弱っていた。家も庭も変わり果てていた。閉じてしまったおじいさんの心。でもそんなおじいさんの心に孫娘の奏でたハーモニカが届いた。音楽が届いて、思い出した。
おじいさんと孫と夏と田舎。よくある設定だけど人はこの場面に惹きつけられる。おもしろくないわけがない。そう思うのは、誰にもそういう思い出があるからかもしれない。実体験かもしれないし物語の中かもしれないけど。その日々はきっと子どもの頃限定の宝物。
そして音楽。音楽があれば。音楽は癒し。音楽は力だな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月2日
読了日 : 2022年2月2日
本棚登録日 : 2022年2月2日

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