おじいさんの田舎で過ごすひと夏。忘れがたい夏。次の年もそうなると思っていた。でもおじいさんは弱っていた。家も庭も変わり果てていた。閉じてしまったおじいさんの心。でもそんなおじいさんの心に孫娘の奏でたハーモニカが届いた。音楽が届いて、思い出した。
おじいさんと孫と夏と田舎。よくある設定だけど人はこの場面に惹きつけられる。おもしろくないわけがない。そう思うのは、誰にもそういう思い出があるからかもしれない。実体験かもしれないし物語の中かもしれないけど。その日々はきっと子どもの頃限定の宝物。
そして音楽。音楽があれば。音楽は癒し。音楽は力だな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月2日
- 読了日 : 2022年2月2日
- 本棚登録日 : 2022年2月2日
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