現在の資本主義国では、マイナス金利、デフレなど長期停滞などの問題とともに貧富の差が拡大し、経済理論あるいは経済学者は適切な解を見つけられないでいる。
そんな状況のなかで、日本の若手経済学者をナビゲーターなる解説者を用意して、NHKのプロデューサーが各国の経済学者を語り合ったTV番組を書籍にしたものである。
TVと違って画面や動画がないこともあり、ゆっくり楽しめるが、どこか中身が薄まったような感もあり、内容がいまいち理解できなかったせいか、この現在の状況を切り開くような感心する論説はなかったように思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月1日
- 読了日 : 2017年7月29日
- 本棚登録日 : 2017年8月1日
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