鈴の音が聞こえる 伝えるということ

著者 :
  • 講談社 (2022年11月9日発売)
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聖白鳩学園盲学校の中等部に入学した視覚障害のある朝生美空(あそう みく)

登校初日、学内をめぐっているときに

  シャラ……ン。

聞こえてきた鈴の音があの日の忘れられない記憶を呼び覚ます

クラスメイトで全盲の悠希、小学校で同じクラスになったことがある陽菜と知り合って始まった学園生活

美空はみんなに思いを伝えようと白鳩フェスのステージにエントリーする

〈伝えたい思いがあふれる、ピュアフルな学園ラブストーリー!〉──帯の紹介文

視覚障害のある少女を主人公にすえた話題作、2022年11月刊

〈障害があるという状態は、社会全体でみると少数(マイノリティー)だ。
もし大多数(マジョリティー)に障害があれば、たぶんそれは、障害とは捉えられず、標準(スタンダード)になる。〉p.38

牧村久実のキラキラキュートなカバーイラストに誘われて、多くの“マジョリティー”の子どもたちが手にとってほしい一冊

次巻は2023年2月に発売予定とのこと

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ひげうさぎ文庫
感想投稿日 : 2022年12月24日
読了日 : 2022年12月19日
本棚登録日 : 2022年12月24日

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