ひとりがすきな4年生のわたし
いつもダンスのトレーニングをしている小さな広場のベンチに
見たことがないさえないおじさんがすわっていた
文武両道だというおじさんのバク転を見て
わたしはおじさんにバク転をおしえてもらうことにする
古ぼけた食堂でごちそうしてくれたおじさんは
わたしに逆立ちの練習を言いつけて旅にでた
《新時代の大人と子どもの物語》──帯のコピー
「おじさんはわたしの気持ちがわかってない」
「小学四年生の気持ちなんて、とっくにわすれたよ」
「四年生の気持ちじゃない。わたしの気持ち」
生きづらさをかかえる子どもをささえるのはこんな大人かもしれない
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ひげうさぎ文庫
- 感想投稿日 : 2020年6月20日
- 読了日 : 2020年6月18日
- 本棚登録日 : 2020年6月20日
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