冒頭にてチームで意思決定する意味などについて解説した後に、初級・中級・上級に分けて解説をしている。
初級は、「合理的に意思決定をすること」
・課題共有 → 選択肢を考える → 判断基準を定める → 最適な選択肢を選ぶ、
使えるツールとしてのフレームワークを紹介している。
中級は、「協調的な対立解消を図る」
・本質的欲求の発見 → 統合的な目標を設定 → 代替案の拡大 → 満足度最大の案を採択する
使えるフレームワークを紹介している。
上級は、「対話による合意形成を目指す」
・共通の立脚点に立つ → 固定概念を打破する → 革新的な機軸を導入する → 具体案を創出する
使えるフレームワークを紹介している。
熟達編では話し合いには、記述的、功利的、規範的、感情的な問題が絡むので、なかなか難しいが
・プロセスを共創する → 信頼感を高める → 共感して一体化する → 欲求に折り合いをつける
個人的には、問題について、まずは問題の本質を見抜き、そのための準備をすることが大切だと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
思考方法・哲学
- 感想投稿日 : 2017年1月29日
- 読了日 : 2017年1月29日
- 本棚登録日 : 2016年12月13日
みんなの感想をみる