公共広告機構のCMでおなじみの「こだまでしょうか」や教科書でおなじみの「私と小鳥と鈴と」を含む、金子みすゞの詩集。ただ、震災後のCM人気に乗じて出版したみたいだから、そこだけが嬉しくもあり、寂しい。
小さな子どもが日ごろの生活の中で歌ったり、口ずさんだりしていそうな詩ばかりで子どもの頃の感性を思い出しました。特に、母親との関係性を意識した詩も多く、春の陽だまりのような温かさを感じることができます。
詩はいろいろな読み方や場所で読み返すことで感じる意味が違ってきて、一味も二味も楽しめることができると思う。だから、今度はベランダで読んで、レビューを書き足したいな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
詩集
- 感想投稿日 : 2011年8月2日
- 読了日 : 2011年8月1日
- 本棚登録日 : 2011年8月1日
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