虎口からの脱出 (新潮文庫 か 22-2)

著者 :
  • 新潮社 (1990年1月1日発売)
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感想 : 16
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再読。景山民夫のデビュー作。陸軍少尉、西真一郎が米国人オマイリーとともに、張作霖爆殺事件の目撃者となった中国人女性、麗華を連れて、奉天から上海までの逃避行を試みる。

前半は爆殺事件をめぐる政治サスペンス。後半は車と銃によるアクションで一気に読ませる。日本では成立しにくいと言われる国際謀略冒険小説となっている。会話もハードボイルドだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アクション
感想投稿日 : 2012年2月25日
読了日 : 2012年2月18日
本棚登録日 : 2012年2月18日

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