花仙国伝 金の獅子と風の蒲公英 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2019年2月1日発売)
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本棚登録 : 35
感想 : 3
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え、待って、1巻と主人公違うの!?
王と花仙との関係とか天の掟があるところとか設定が色々十二国記と似てるなぁって思ってたけど、1巻ごとに主人公変えるところまで似せるの!?
十二国記と比べてしまうからなんか浅い話だなぁって感想になってしまう!申し訳ないけど!

最後の礼苑が啖呵切るところとかかっこいい。ちょっとご都合主義で終わった感はあったけど。
吹っ切れた壡春がいきなり少年漫画の主人公みたいになって不安。慎重派でうまーく世間を渡り歩く感あったのに!大丈夫か!?
あと蒲公英の性格自体はふわふわして少女漫画の主人公タイプなのに、能力は陰口を拾い嘘を見抜くというある意味人の闇を見つめるえげつないものというところがすごく良いと思う。

今後南煌がどう攻めてくるのか、気になる終わり方だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビーンズ文庫
感想投稿日 : 2019年2月15日
読了日 : 2019年2月15日
本棚登録日 : 2019年2月13日

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