表題作「マンションOBA」は、開発によって住処の森を失った妖怪たちが、そこに建設されたアパートに居を構え、人間に復讐しようというもの。『平成狸合戦ぽんぽこ』の原作のような作品です。その続編が「春らんまんの花の色」。
妖怪の力を見せつけても、最終的には開発の波にあらがえないところは何だか寂しい。迫力のある登場の仕方とは打って変わって、三枚目すぎる長老が萌。
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カテゴリ:
・手塚治虫
- 感想投稿日 : 2010年4月7日
- 本棚登録日 : 2010年4月7日
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