はだしのゲン (第4巻)

著者 :
  • 汐文社 (1984年1月1日発売)
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感想 : 6
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戦争の悲惨さを改めて感じさせる作品。小学生のとき地元の図書館で読んで、その迫力あるタッチが不気味でトラウマになったものです。主義主張はさておいて、今改めて読み返すと、重く悲しいストーリーの悲惨さにはもちろんのこと、無理矢理にでも明るく気丈に振る舞うゲンたちの心情の描写に毎巻泣けます。登場人物のひたむきさにはただただ驚嘆…(泣)。

そして一方で、エンターテイメント作品としても名言が溢れているような気がする…。中沢さんの笑いのセンスが凄まじいです。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ・中沢啓治
感想投稿日 : 2010年4月6日
本棚登録日 : 2010年4月6日

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