グレート・インフルエンザ

  • 共同通信社 (2005年3月1日発売)
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(20090623途中休止)
・普通インフルエンザは主として老人や幼児をまず先に殺す。だが1918年のパンデミックの場合は支社のおよそ半数は20代30代の若い男女。P12
・インフルエンザの世界的流行はとどのつまり、新たな科学的知識をもたらしたとはいえ、その多くは医学の将来の課題をひたすら示した−ないしはこれから示そうとする−ものにすぎない。P16
・インフルエンザに罹患した人々は通例、感染後わずか7日間あるいは往々にしてそれよりも短い期間に限りウイルスを放出する。P25
・ウイルスは食べたり、エネルギーを獲得したりするために酸素を燃やしたりしない。代謝といえるようなどんなプロセスも携わらない。P30
・その起源がいかなるものであれ、ウイルスはたった1つの機能しかない。自己複製である。ウイルスはエネルギーを持っている細胞に侵入して、あたらも人形師のように外部から細胞を則り、ウイルスを無理やり細胞に作らせる。こう言う事を行わせる力がウイルスの遺伝子には備わっている。P31
・生物が高等になればなるほど、突然変異を防ぐためのメカニズムがたくさん存在する。人の突然変異速度は細菌に比べるとはるかに遅い。P40


189ページまで。

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カテゴリ: 一般
感想投稿日 : 2009年6月23日
本棚登録日 : 2009年6月23日

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