マンガ人類学講義 ボルネオの森の民には、なぜ感謝も反省も所有もないのか

著者 :
  • 日本実業出版社 (2020年10月15日発売)
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本棚登録 : 267
感想 : 18
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マンガで描かれた文化人類学の読みやすい本というので購入。結果、読んでよかったと思う。

読みながら思うのは、マンガや写真のような視覚によるサポートがなければ、想像でその言葉の表すものを実際にその通りに思い浮かべるのはかなり困難だろうということ。
本書に書かれるボルネオの民プナンは、あまりにも文化が違いすぎて想像の域を超えている。そこがおもしろいのだが、文字だけでの表現では興味深く読み進められるかといわれると、うーん、難しい気がすると言わざるを得ない。

本書を読んで今までより一層文化人類学に興味が湧いた。やはり人間にとって一番面白いのは、人間そのものなのだと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月21日
読了日 : 2021年3月20日
本棚登録日 : 2021年3月20日

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