わが家は祇園の拝み屋さん12 つなぐ縁と満月に降る雨 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2020年3月24日発売)
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感想 : 24
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p199~小春の前世の玉椿と驪龍(若宮)の長きに渡るわだかまりが解決した。蓋を開けて見ればなんてことのない理由。驪龍のよかれと思った行動が玉椿を苦しめることになった。玉椿に晴れると嘘をつき雨を降らせた驪龍は、現世の小春に対してもまた嘘をつく。p218~そのことを若宮に指摘する澪人。
p220「あなたは、彼女を欲しいと思いながら、彼女を想い、振り払うように手放したんやて」
その後の若宮くん爆弾発言!
『あなたの中に、わたしがいるんです』『(略)わたしの一部をあなたに渡したんですよ』
麗しすぎる澪人。その美しさの秘密を知った瞬間、膝を打ちました!前世の容貌、そして兄の和人と似ていない点に納得です。
東京出張編堂々の完結!ちょうど1ダース。12色の色鉛筆がケースにきれいに収まった感じ。
13巻からはどんな色のお話を読ませていただけるのか。楽しみです♪
最後にお気に入りシーンを。
P161~宗次朗さんと小春ちゃんがバイクに乗ってる場面。そのバイクの横につけた車が前に出ていきなりドアを開ける。
とっさに宗次朗さんは小春ちゃんの胸倉つかんで歩道に放る。宗次朗さんかっこ良かったです(#^.^#)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年6月22日
読了日 : 2020年6月18日
本棚登録日 : 2020年2月19日

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