新・現代思想講義 ナショナリズムは悪なのか (NHK出版新書)

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  • NHK出版 (2011年10月6日発売)
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「ナショナリズム批判」を批判する立場をとる萱野氏のナショナリズム論。
アーネスト・ゲルナーのナショナリズム論を軸としながら、アンダーソン「創造の共同体」やネグリ、ハートの「マルチチュード」などを批判しつつ、それらが国民国家、ナショナリズムの亜流や変形でしかないことを指摘している。またグローバリゼーションが、国民国家を不要とするリベラル派の予想通りには進んでおらず、むしろナショナリズムの高揚につながることを指摘している。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想・哲学・知
感想投稿日 : 2015年3月22日
読了日 : 2015年3月22日
本棚登録日 : 2015年3月22日

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