構成力が素晴らしい読み応えのある作品。
ホームレスの話や銃携帯許可法の話、自分の父親の事件にクロッカーの下衆っぷり、丁寧に描かれていたし、きちんとつながっていた。
ただ、主人公の人柄は人間離れしててあまり感情移入できなかった。
完璧な人などいない、そして人はそのことを許すことができる、というまぁよくある美しいメッセージを中心にしているわけだけれど、、、
真相だったり相手側の視点だったり、限界はあるにせよ理解することではじめて許せる、という事なのかなと思った。
まぁことの発端は良い大人の不倫かと思うとどうもなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年7月1日
- 読了日 : 2013年7月1日
- 本棚登録日 : 2013年6月28日
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