六条御息所 源氏がたり (下) (小学館文庫 は 5-5)

著者 :
  • 小学館 (2016年9月6日発売)
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本棚登録 : 189
感想 : 10
4

読了。
下巻は、いわるゆる雲隠れまで。宇治十帖はなし。
六条御息所が語る光の君と女性たちなので、その方がすっきりしていて良い。
上巻同様に六条御息所目線で語られ、女性たちの心の動きの林真理子的解釈がわかりやすく面白い。全訳なわけではないので、所々省かれており、そこがまた読みやすい理由だと思う。

私には関係ないことと宇治十帖は語られていませんが、薫と匂宮の話も六条御息所の言葉で聞いてみたい気もする。彼女なら浮舟をどう見るのか? 気になりますね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月27日
読了日 : 2017年10月1日
本棚登録日 : 2017年9月23日

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