昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社 (2016年1月7日発売)
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感想 : 38
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再読。NHKオンデマンドでドラマを見て、細かいところを忘れていたこともあり、もう一度読みたくなった。
亡くなった人をそばに感じながら暮らす。悲しくてもお腹は空くし、笑うこともある。少しずつ薄れていくけど、忘れるわけではない。
動くことは生きること
生きることは動くこと
亡くなった人を思いつつ、生きている人は立ち止まったり、前に進んだり。
お互いを思い合い、優しい話。

ドラマを見た後で小説を読むと、どうしても俳優さんのイメージが頭に浮かぶ。一樹は全く違うイメージだったけれど、ドラマを見た後は星野源サンしか思い浮かばない。
小説のドラマ化はがっかりすることも多いけれど、とても良かったと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月13日
読了日 : 2021年11月13日
本棚登録日 : 2021年11月13日

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