こなもん屋馬子

著者 :
  • 実業之日本社 (2011年10月20日発売)
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本棚登録 : 248
感想 : 66
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面白い!馬子は神なのか、妖なのか、ただの大阪のおばちゃんなんか・・・メリケン粉の化身?馬子の食べる美味しい粉もの(お好み焼き、タコ焼き、焼きそば、ピザ、豚まん、うどん、ラーメン)を旨い旨いと食べてるうちに、そこで出会った人たちや馬子の助言もあって、それぞれのお話の主人公の悩みが解決する。そんなうまい事いくかい?っていう突っ込みはなしで、単純に面白がって読みました。殆どの話は、主人公の悩みも素性も、最後の最後に明かされます。粉もん言うたら、お好み焼きやたこ焼きを思い浮かべるけれど、うどんも点心も、パスタもみーんな小麦粉で出来てるから粉もんなんか。そう。ラーメンやないけど、粉もんの定義何て考えてもしゃーない。粉もんなんてものは『無い』ねんから。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年10月26日
読了日 : 2017年1月12日
本棚登録日 : 2011年10月26日

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