2015年40冊目
Kndleの日替わりセールで買いました。
いわゆる片付けの本は女性視点の本は多いが、男性視点であることは珍しい。
また、最初は独身男性かと思っていたが、どうも所帯持ちの男性が書いているようだ。
男性が書いているので、仕事と生活空間とトータルで語っている点、
整理の対象として、台所など女性の領地については不可侵という視点も面白い。
実際の整理術であるが、基本的な考えは「必要十分」
つまりこれ以上増えると余計だし、これ以上少ないと足りないというギリギリのバランスがとれた生活を目指すのが目的と言ってます。
まず、仕事については、
移動の時に机の上の物を全て持って移動することに決めているとのこと
そのため、退社後は机の上に何もなく、必要な物は全て持って歩いているので、
どこに行っても同じ環境が整うようになっているそうだ。
家庭生活ではお風呂場、洗面所が領域のようだ。
お風呂にも洗面所にも必要最小限の物しか置かず、また、お風呂から上がる時には、お風呂場のもの全てをスポンジで洗う。
洗面所は1日1回しか使わないものは洗面台の下にしまうというルールを決め、また、こちらも1日1回洗面台を全て拭くそうだ。
これにより、ホテルの洗面台のように常にキレイが保てるとのこと。
それ以外にも「靴は3足」とか、下着は3枚とか、自分とは合わないが、参考になる箇所もある。
特に、ふだんから下着3枚としていると、まとめて洗濯機で洗うのではなく、都度、少量の洗濯洗剤で手洗いで洗っているとのこと。
普段からこのような生活をしているので、出張の際も洗剤など持って行って、都度洗っているとのこと。これにより、帰宅後まとまった選択をする必要はないそうだ。
著者はまんぜんと整理している訳ではなく、頭をつかって整理していとのこと。
単身赴任先で可能な限りシンプルな生活をしようとしている私にとって、全てとは言えないが、充分参考になった本であった。
- 感想投稿日 : 2018年10月28日
- 読了日 : 2015年5月12日
- 本棚登録日 : 2018年10月28日
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