いつも静かな図書館に大きなライオンがやってきた。図書館は決まりを守れば誰でも利用できるところ。お行儀のいいライオンはすぐにみんなと仲良くなり、次第に図書館になくてはならない存在となっていった。ところがある日、ライオンは事件を起こしてしまって…
このライオンがなんとも健気で愛らしい。
ライオンは、図書館の本も、図書館に来る子たちも、図書館で働く大人も、みんな大好きなんだなぁという気持ちが伝わってくる。
図書館っていろんな決まりがあるけど、決まりを守ることでみんなが気持ちよく利用できる。ライオンはそんなことわかっていて、決まりを破ったら大好きな図書館を出ていかなくてはならないことも悟っていた。
だから、決まりを破ってまで助けたかったライオンの想いには、切なさと優しさを感じた。
決まりは守らなくてはいけないけれど、そうじゃないときもある。その時々で大切なことを見極めて自分の頭で考えて行動できる、このライオンのようにわが子も育ってほしいな、と思った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年9月27日
- 読了日 : 2023年9月20日
- 本棚登録日 : 2023年9月13日
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コメント 11件
ひろさんのコメント
2023/09/27
まことさんのコメント
2023/09/27
1Q84O1さんのコメント
2023/09/27
aoi-soraさんのコメント
2023/09/27
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2023/09/27
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2023/09/27
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2023/09/27
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2023/09/27
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2023/09/28
shukawabestさんのコメント
2023/10/16
ひろさんのコメント
2023/10/16