経絡やリンパのマッサージを組み合わせたもの。現場で行う場合、万人に効果のある施術法というのはなかなか存在しないので、一つの施術法に固執せず、あの手この手で結果を出さなければならない。そのためには、引き出しは多い方がよい。
本書は初心者向けに簡単、簡潔に書かれたそうだが、たとえば陰陵泉「膝内側の少し下にある骨のあたり」という簡潔な説明で、初心者に正確な位置がわかるだろうか?
また「足裏は内臓と関係のある反射区がある」との説明はあるが、どこがどの内臓に対応しているかについては一切説明がない。せめて反射区図だけでも掲載することはできなかったのだろうか?
一般のユーザーが実用書として利用する場合、やや不親切かなぁ?という印象。もしセルフでやる場合、あまり細かいことにはこだわらず、口絵にあるリンパ図を見て、近くにあるリンパ節に向かってリンパを流していく意識でやればいいと思う。
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- 感想投稿日 : 2024年1月3日
- 読了日 : 2011年4月10日
- 本棚登録日 : 2024年1月3日
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