「わかりやすい」というレビューが散見されるが、俺の頭が悪いのか絶望的に意味不明だった。読んで意味がわかった(わかりやすかった)のは、序とあとがきだけ。
現代思想の本だと思っていたのだが、ヘーゲル、マルクス、カント、ハイデッガー、キルケゴールなんて古典的なのも扱っているので、ボリューム過多。
著者なりに敷衍してくれるのだが、他の入門書に書いてある解説と乖離が大きく、著者の物言いが、つまるところ何を言いたいのか、全く理解できなかった。
ただ大学生の時にも本書を読んだのだが、本書をきっかけに丸山圭三郎の『ソシュールの思想』と巡り合えたので、そこは恩義を感じている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月21日
- 読了日 : 2021年11月21日
- 本棚登録日 : 2024年1月21日
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