気軽に読める、読書のすすめ。巻末に「文庫百選」つき。
『ネット断ち』の次のブックガイドとして。
いまは大学の教師も、ここまで降りて行って学生を迎えにいかなくてはならない時代なのだ。サービス業だな。
「フランクルの『夜と霧』を読んだときは、自分のそれまでの辛い経験などがすべて吹っ飛んだ気がした」(P.90)とあるが、たかが読書でそんなに健全に生きられたら幸せだと思う。
自分は、読書は体験とはなりえないと思う。活字が人生を救ってくれるとは思えない。が、想像力を鍛えるきっかけとはなりうる。そして想像力を鍛える場は、読書にかぎらない。
その意味において、「本は読まなくてもいい」と思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月8日
- 読了日 : 2019年6月7日
- 本棚登録日 : 2024年1月8日
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