見つめてるだけで手持ちのお金が倍になる、、耳で聞いただけだと羨ましいという気持ちよりも胡散臭さが遥かに勝る話だけど、実際にその光景を眼にしたら、私も信じてしまうかも。
犯人は誰だ?と考える楽しみのほかにマジックに関連した蘊蓄?もあるので、ちょっとおトクな気分。
ただ、登場人物にはあまり魅力を感じず。
サキちゃんが頑なにマジックに拘る理由も私にはわからなかったし、明らかに自分より力量の劣る大先輩におとなしく仕えるピュアな子かと思えば最後のほうではその大先輩をバカにしたような事を言うし。
出光マリも自分の現状は理解しつつもプライドの高さゆえに傲慢な態度をとる人かと思えば、最後は強がりも言わない、ただのイイ人だし。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年2月8日
- 読了日 : 2017年2月2日
- 本棚登録日 : 2017年2月2日
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