宗教と政治。そのどちらもがナショナリズム=自分たちとは何かというアイデンティティの主導権争いの舞台であり、道具であることをトルコを通して詳述。
トルコのデモが今、メディアを通して報道されているが、その主導権争いはまだまだ続いている。
それにしても、イスラムについても、トルコについても知らないことが多すぎる。
最後に、多元主義の実現はなぜ難しいのだろうか。本書では明示されていないが、大衆が重要なファクターではないかと私は思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本<宗教>
- 感想投稿日 : 2013年6月21日
- 読了日 : 2013年6月21日
- 本棚登録日 : 2013年6月21日
みんなの感想をみる