空間の謎・時間の謎: 宇宙の始まりに迫る物理学と哲学 (中公新書 1829)

著者 :
  • 中央公論新社 (2006年1月25日発売)
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本棚登録 : 281
感想 : 18
5

読者を選ぶ本だ。
相対性理論、ゲージ理論の理解がないと味読は厳しいだろう。

数式はほぼ出てこないが、ニュートンとライプニッツをめぐる論争が現代の物理学研究に影響を及ぼしていることが、かなり突っ込んだところまで触れられている。

物理学をめぐるパラダイムが構築される様が体感できる、またとない機会であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本<物理学>
感想投稿日 : 2018年8月1日
読了日 : 2018年8月1日
本棚登録日 : 2018年8月1日

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