教条的にならず、精神を汲み取り、テキストを解釈していく。対談、それも和やかなものでなく、鋭く切り込み、応答する形のため、図らずもテキストの読みが深くなっている。ちょくちょく日蓮の言葉に及ぶが、彼がいかに法華経、釈迦の精神を深く汲み取っていたか、興味深く読めた。
テキストがにごるというか、後の時代から見ると、至らない部分があるのは、今の時代、同性愛を宗教がどう扱うか戸惑っている状態から類推できる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本<宗教>
- 感想投稿日 : 2016年6月11日
- 読了日 : 2016年6月11日
- 本棚登録日 : 2016年6月11日
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