先生と生徒というだけで、私的には萌える本です。
朝陽は、先生のことが好きで好きでたまらない。
でも、約束がある。
キスして気持ちいいことだけをする。でも、セックスはしない。好きという気持ちはあげない。それが、先生との約束。
はじまりの、気持ちいいことをする二人のシーンで、私はすでに切なくって泣けた。萌えすぎか、わたし?!
先生のことが大好きで、そばにいたいから、気持ちをもらえなくてもいいから、気持ちのいいことだけをしてもらうだけでいいから・・・。そう思って、体に触れてもらいながらも、切なくてみじめになったりする・・・そんな朝陽の気持ちに感情移入しました。
恋人になると、実は朝陽のほうが大人みたいだったりもするんだけど。付き合うようになってからの先生の変わりっぷりも、よかったです。先生も、本気になるのが怖くて、気持ちのいい関係だけを続けていたんだね。
とにかくシンプルに、恋愛だけですすんでいくストーリーが、私は好きでした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
崎谷はるひ
- 感想投稿日 : 2012年1月2日
- 読了日 : 2012年1月2日
- 本棚登録日 : 2012年1月2日
みんなの感想をみる