シリーズの締め括りとして、全時代を通して中国の国土や歴史がいかに形成されてきたか、世界そして日本との関わりはどのようであったかを示す論考が六編収録されている。共通の文化基盤を持つ一方で、全く異なる価値観を持つ隣国との関係を考えるにあたって、表面的な知識は逆に相互理解を妨げることがあるという指摘は示唆に富むものであると思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2021年6月18日
- 読了日 : 2021年6月18日
- 本棚登録日 : 2021年6月11日
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