戦中末期に於いて、特攻攻撃を拒否し、ひたすら正攻法に徹した芙蓉部隊について書かれた本。美濃部少佐の熱意とそれらにかける意志の強さはホンモノ。
僅かな燃料と少ない時間の中で、夜戦に特化した部隊を作り上げるその手腕はすごい。本当に戦う為の部隊。整備員も搭乗員も全てが精一杯動いて作り上げる戦いは、アメリカに確かな痛みを与えていた。
終戦間際の悲痛な決意に、胸打たれます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
戦争 過去
- 感想投稿日 : 2010年7月1日
- 読了日 : 2010年7月1日
- 本棚登録日 : 2010年7月1日
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