2015年4月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ1作目。早くに隠居して、50歳手前か少し過ぎた年齢の梟助の鏡磨ぎの行商の様子が描かれる。梟助とお客さんの会話内容が当時の文献にある文化や事件に根ざしていて、特に落語ネタが多く蘊蓄満載なのが特長。ここを飲み込むと梟助とお客さんの会話で語られる内容と当時の様子が楽しく、面白く思えるようになりました。次作に進みます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2021年8月31日
- 読了日 : 2021年8月31日
- 本棚登録日 : 2021年8月31日
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