決勝戦二試合の裏側を両校の視点からそれぞれ追っている。ハンカチブーム便乗本の一冊としてこれまで敬遠していたが、取材がきっちりなされている分、読み物として面白く、試合に関心を持った人には充分な内容だった。共著ゆえか構成は若干あちこち飛んでいる印象。駒苫側の記述は、著者の他作品『勝ち過ぎた監督』と相当重複しており、そちらを先に読んだ場合は読み飛ばす箇所が多くなり残念。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文化・スポーツ
- 感想投稿日 : 2016年11月14日
- 読了日 : 2016年11月14日
- 本棚登録日 : 2016年11月14日
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