例えば穢の概念や、女をさらって妻にする辻捕りの風習等々、中世日本は今と相当異なる世界だったと言え、そこでは何が(どれほどの)罪で、どんな罰が適当とされていたかを推し量るのは容易ではない。本書でも、解説というよりは推測の展開がメインの様で、そこから中世社会を垣間見るといった按配。かつ専門的な話が殆どなので、門外漢には読みづらさがあった。対談集でも見解が相違する箇所があり、むしろそこが読みどころだったかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2019年12月6日
- 読了日 : 2019年12月6日
- 本棚登録日 : 2019年12月6日
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