日本と中国の関わりを、著者それぞれのテーマで論述。話題が幅広く、拾い読みできる感覚。ただオリジナルの出版は10年以上前で、昨今の中国の急激な変化と進展を鑑みれば、折角今文庫本を出すなら、増補内容はもっと分厚くても良かった。反面、731部隊の被害を受けた村の取材等々、当時ならではの内容は、時代のスピードが早い分だけ貴重にも感じた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
評論・エッセイ
- 感想投稿日 : 2021年7月22日
- 読了日 : 2021年7月20日
- 本棚登録日 : 2021年7月20日
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