巨人V9とその時代

著者 :
  • 中央公論新社 (2014年9月9日発売)
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本棚登録 : 24
感想 : 6
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これを書くために著者が野球殿堂博物館の資料室にこもっていたという話を聞いたことがある。「売れないけど価値のある本」というカテゴリーがあるとすれば、間違いなくそれに当てはまるものだろうと。あ、いや、球団代表時代に小僧記者の心を随分とへし折ってくれたからって、決してディスってるわけではありません、念のため。

題材になっている1959年から1974年といえばまさに「巨人V9」で、そのことはある程度知っていても、「その時代」の方は知らないことばっかりだ、ということを知ることができただけでも大きい。プロアマの問題とか、テレビ放送の参入とか、いまでは考えられない当時のチーム・ゲーム運営とか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年6月4日
読了日 : 2019年1月18日
本棚登録日 : 2018年1月21日

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