「遍路みち」「紅梅」、夫であり大作家である吉村昭氏追悼の作品、そして「三陸の海」は津村節子さんの吉村文学引き継ぎの作品でしょうか~!2013.11刊行、2015.10文庫化です。二人で東北、北海道を行商した苦しかった新婚時代、芥川賞、直木賞の候補2度、3度の死に物狂いだった頃、そして津村さんが眺めるアルバム、田野畑村8冊、長崎8冊。吉村文学の原点が田野畑村!「三陸海岸大津波」では「3.11」の40年以上も前に警鐘を。吉村氏の「星への旅」も読みたいです。津村節子さんの吉村昭さんへの深い愛が胸を打ちます!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年1月1日
- 読了日 : 2017年1月1日
- 本棚登録日 : 2017年1月1日
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