本が好きって聞くと、なぜか安心する私ですw。神谷美恵子「本、そして人」、2005.7発行。神谷美恵子さんの読書人生、この本は、私には難しかったです。著者の人となりが伺える次の言葉が好きです。人間の品位というものは、社会的立場よりも自己のよって立つ内なるものをしっかり持っている人におのずから備わるものなのだろう。人間を外側から地位、肩書、社会的背景などだけで、性急に判断するのを聞くたびに、私は抵抗を感じる。そのくせ自分もそのあやまちをしばしば犯しているのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
哲学・人生論
- 感想投稿日 : 2022年3月24日
- 読了日 : 2022年3月24日
- 本棚登録日 : 2022年3月24日
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