自分勝手で生きなさい

著者 :
  • マガジンハウス (2020年10月26日発売)
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 下重暁子(1936年生まれ)「自分勝手で生きなさい」、2020.10発行。「~しなさい」というタイトルは好きではないですが、図書館の返却棚にあったのでつい手に取りましたw。断定的な言い方や誤解を招きやすい表現はありますが、コロナ禍の機を見て敏な論調は理解できます。①「個」でなければ生きられない時代に ②個として生きるとは、自分勝手に生きるということでもある。自分の頭で考え、自分一人で動かなければ立ち行かない。③自立と自律が自分勝手に生きる絶対条件 ④駅伝型からマラソン型に ⑤自分の好きなことは本気でやる。
 言われるまでもなく、自分の流儀で生きています。詰まるところ、生きるということは、自分を大事にしていくことですよねw。 下重暁子「自分勝手に生きなさい」、2020.10発行、再読。再読して、目が留まった箇所は: ①「いらないつながり」を整理整頓する。(いらないつながりはありません。常に、新しいつながりに向っています)②一番仲が悪い人と旅をしてみる。(そんな発想は微塵もありませんw)③自分で自分を養うのが基本(ごく、当たり前のことです)。
 下重暁子「自分勝手で生きなさい」、2020.10発行、再読。目に留まった箇所は3つ: ①黒柳徹子さんの好奇心「まあ! へえ! あら!」→いいですねw ②名所ではなく「私の桜」に会いに行く→同感です ③アスリートがよく感動を与えたいとか言ってるが、感動は自分が自然に思うもの。人に与えるものではないし、他人から与えられるものではない。→なるほど。アスリートから多くの感動をいただいてますが、アスリートは自分の競技を一生懸命やればいいのであって、アスリートが「感動を与えたい」と言っては、筋違いなんですねw。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 哲学・人生論
感想投稿日 : 2021年8月14日
読了日 : 2021年8月14日
本棚登録日 : 2021年8月14日

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