アクアリウム (新潮文庫 し 38-1)

著者 :
  • 新潮社 (1996年7月1日発売)
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本棚登録 : 226
感想 : 29
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初めて読んだ篠田節子さんの小説です。
舞台は奥多摩のとある鍾乳洞なのですが、ここに生存する未知の淡水生物と、主人公との触れ合いが中心となっています。
正直に、この小説の最後は尻切れ感があります。
読む側はストーリーの良し悪しだけでなく、作家の文体に表れる癖も好き嫌いの判断になると思いますが、篠田さんが書き綴る水の描写にとても惹かれたので、この人の他の小説も読んでみようと思ったきっかけの一冊でした。

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感想投稿日 : 2007年10月5日
本棚登録日 : 2007年10月5日

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