初めて読んだ篠田節子さんの小説です。
舞台は奥多摩のとある鍾乳洞なのですが、ここに生存する未知の淡水生物と、主人公との触れ合いが中心となっています。
正直に、この小説の最後は尻切れ感があります。
読む側はストーリーの良し悪しだけでなく、作家の文体に表れる癖も好き嫌いの判断になると思いますが、篠田さんが書き綴る水の描写にとても惹かれたので、この人の他の小説も読んでみようと思ったきっかけの一冊でした。
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- 感想投稿日 : 2007年10月5日
- 本棚登録日 : 2007年10月5日
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