幻想文学に移行する前、中間小説誌に発表されたミステリーを選出。とはいっても皆川博子の筆にかかればそんじょそこらのミステリーとは一線も二線も画す。禁忌を破る愛、ネクロフィリアにみられる異形への愛…冷ややかな狂気と耽美が潜在する。そして案の定うっとり呆けるのである。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2013年12月29日
- 読了日 : 2010年3月16日
- 本棚登録日 : 2013年12月29日
みんなの感想をみる