【人生が終わるとき、どのようであって欲しいか、考える!】
ライフネット生命の副社長を務める、岩瀬大輔氏が翻訳した一冊。ハーバードビジネススクールの元教授の言葉を、その助手が本に書き表したもの。
「これからをどのように生きるか」というテーマで、様々なhow toが記されている。私はその中で一番印象的だった言葉は、
「人生が終わるとき、どのようであって欲しいか」
である。
自分が死ぬとき、どんな状態で死にたいのか。ある国の国民に悲しんでもらいながら死ぬのか、ある会社の社員全員に悲しんでもらいながら死ぬのか、それとも家族に「ありがとう」と言ってもらいながら死ぬのか。
いずれ人間は死ぬわけで、死ぬというゴール(終着点)から今から考えることで、今の悩みが非常に簡単に解決されることを学んだ。
仕事を含めた人生で悩んでいる人にはオススメの一冊だと思うものの、ビジネス以外の要素についての言及(プライベートでの幸せとは何か?とか)は殆ど無いので、その点は注意したい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人生
- 感想投稿日 : 2013年7月27日
- 読了日 : 2013年7月27日
- 本棚登録日 : 2013年7月27日
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