skmt 坂本龍一とは誰か (ちくま文庫)

  • 筑摩書房 (2015年11月11日発売)
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本棚登録 : 127
感想 : 12
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1996年から2006年の間、編集者の後藤繁雄が行った坂本龍一へのインタビューをまとめた一冊。インタビューの後半は今はなきNTT出版の思想誌「Intercommunication」で連載されており、学生時代に定期的に購読していた自身として、懐かしさを感じる部分も多々あった。

雑誌購読のときから印象に残っており、改めて再読しても同じ感覚を持ったのが、坂本龍一の提唱する「エコ&エロ」である。環境問題を考えようとしても、サヨク的なつまらないアプローチでは社会は動かない。特に自民党のエロ爺どもは。つまり、エコで社会を動かそうと思ったらエロが必要、という指摘は、15年経った今でも通用するのではないか。もちろんそれは「環境問題をセクシー」に、という小泉某のアプローチとは別である(彼は恐らくAVを見たことがないピュアピュアボーイなのだと思う、早いうちにAVを視聴されることを祈る)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 音楽
感想投稿日 : 2020年8月9日
読了日 : 2020年8月2日
本棚登録日 : 2020年8月5日

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