三国志〈10の巻〉帝座の星 (ハルキ文庫―時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2002年3月1日発売)
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感想 : 72
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曹操孟徳、まさしく覇道を歩んだ稀代の英傑が志半ばで病に倒れる。軍人としてだけでなく、文官、詩人として後世に影響を残した三国志の英雄の最期。彼が魏に攻勢をかける諸葛亮を若かりし頃の自身と重ね合わせ、老いを感じたシーンは北方三国志屈指の名シーンです。
曹操やカコウトン、張飛が逝き、諸葛亮や司馬懿、そしてリクソンといった新時代の到来を感じさせる巻でありました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2021年8月17日
読了日 : 2021年8月17日
本棚登録日 : 2021年8月17日

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