赤い月 上

著者 :
  • 新潮社 (2001年5月1日発売)
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本棚登録 : 84
感想 : 13
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なかにし礼の自伝的小説“赤い月”を
読んでみました。

内容は第二次世界大戦前後に起きた満州国
でのある一家の盛衰やその周辺で起きた
事件などが自伝的小説だけあって
生々しく綴られいる。

読み終わったあと、この小説を原作にした
映画、赤い月(主演:常盤貴子)を観たの
ですが、筋に変わりはないのですが、
所々、原作とはかなり違っていて、
最後まで観るまでもなく
止めてしまいました。
( ̄。 ̄;)

原作の内容をうまく削ってストリートを
まとめるなら良いのですが、内容が
変わっていたり、ある登場人物が、
小説では出てこない場面で、登場させて、
場面を一部割愛したりしていてがっかり。
やはり、映画を観た上で、映画で
描き切れない部分を小説で読むのが、
私には合っているようです。

テレビ東京で制作したドラマ版
(主演:高島礼子)を観てみようかなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: なかにし礼
感想投稿日 : 2012年6月21日
読了日 : 2009年9月9日
本棚登録日 : 2009年9月9日

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