30年以上前の作品の新装版。
著者の作品中屈指の本格推理との謳い文句。
登場人物は、核シェルターに閉じ込められた4人。警察は自殺と見做したが、母親は娘は殺されたのだと疑う。
この4人の内の誰が犯人かを暴くために仕掛けた密室。
4人で密室からの脱出を試みながら、お互いを疑い牽制しあう。
本当に娘は殺されたのか、ならば犯人はいったい誰なのか。
通信手段を絶たれた密室がほぼすべての舞台であるゆえか、少しも古さを感じさせない。トリックというか、著者の仕掛けに思わず・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2021年6月13日
- 読了日 : 2021年6月11日
- 本棚登録日 : 2021年6月11日
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