フランス人は10着しか服を持たない

  • 大和書房 (2014年10月21日発売)
3.81
  • (44)
  • (80)
  • (49)
  • (8)
  • (5)
本棚登録 : 804
感想 : 93
5

当時、とある中央線沿線の街にあった小さな古書店に、仕事帰りに立ち寄った時に衝動で買い読んだ本。

おそらく6年ほど前、コロナ前の2019年だっただろうか。

当時は今ほど、フランスブームや断捨離、ミニマリストが流行る前だったので、書店の話題書でも見かけなかったけれど、
当時のわたしには、価値観に驚きと刺激を頂いた。

人生に必要なモノは、そう多くない。

父が常々言っていた言葉ですが、
モノクロブーのように!手持ちの服や日用品を一軍だけに整理すると、ガラクタはきっと山ほどある。
10年後も持っていたい、着ていたい。
そんな衣服や小物だけシンプルに整理してみよっと。
だいぶ減らしたけれど、まだ仕分けの余地はありそうだ。

服に限らず、いろいろなものをマイベスト10点と称して仕分け会を開いてみる。

そこから見えてくる、本当に必要なもの、自分の価値観を映し出す鏡的宝物が見えてきそう。

何かと、心配性で、いつ事故に遭うか、地震が来るかわからない。
何が起きても生き延びられるように。と、

映画『first love』で語られる、森のリスのようにほっぺに備蓄を詰め込みがちなわたしですが、、、
(あのシーン。めちゃかわいない?!(隠した場所忘れちゃうの。爆)誰かわかる方いないかなぁ)

大切なモノを閉まっている場所を忘れてしまうほど、増やさないように、この春から
simple is best
を始めたい方におすすめしたい。

出逢わせて貰った古書店に感謝。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月22日
読了日 : 2024年1月22日
本棚登録日 : 2024年1月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする